神龕・孔子像

       

「神龕」(しんがん)は孔子像を安置する「厨子」のことで昭和初期の複製です。

「孔子像」として有名なのは明朝(1368〜1644)が亡びたとき、日本に亡命してきた朱舜水(1600〜1682)が持ってきた三体の銅製孔子像です。そのうち一体が湯島聖堂にあります(立像です)。他の二体は伝習館高等学校、安東家が所蔵しているそうです。

   孔子

    

孔子 前552〜479 春秋時代、魯の人で(山東省曲阜)儒家の祖・思想家・学者・教育者と多才な師です。 貧窮のうちに成長し、15歳で学を志して勉学に励んだそうです。 魯に仕えのち国政に参与しましたが、のちに魯に用いられなくなり諸国を巡り69歳の時魯に帰りました。

弟子の教育と編著述に専念し弟子の数3000人といわれています。 中心思想は仁で、仁の徳による政治を主張し、その言行録とされるのが「論語」です。

亜聖 孟子像

孟子

   

前372〜前289 孔子の孫の子思の門人に学び、王道・儒家の思想を説いて諸国を巡った人です。 人間の本性を善とする「性善説」が有名です。

     

宗聖 曾子像

   

曾子

      

前505〜前435? 孔子の門人で「論語」のなかによく登場し、孔子の思想を伝えるのに最も功績のあった一人です。 「孝経」の著者とされ、親孝行の人だったそうです。

   

復聖 顔子像

顔子

       

前513〜前482 孔子の門人で「孔子の十哲」の第一人者、顔淵とも呼ばれました。 孔子と同じように、貧窮の中で学問を好み、徳行に厚く、「論語」の中で孔子に激賞され、孔子の門人の中で最も優れた人物とされるそうです。

     

述聖 子思像

 

子思

       

前492〜前431 孔子の孫で、孔子の弟子である曾子に学んだそうです。
「中庸」の著者とされています。

 

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